ノベルティでチョコを配るメリット・デメリットは?小ロットってどういう意味?

多くの企業が販促を目的にノベルティを活用していますが、時には他社の意表を突くようなノベルティを用意することも大切です。インパクトがあり、話題性があるものを配りたい時におススメなのが、チョコです。お馴染みのチョコに好きな画像やコメントを印刷し、ノベルティとして活用することもできます。

今回は、チョコをノベルティで配るメリットデメリットや、小ロット生産について紹介していきます。

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ノベルティとは何?

ノベルティとは企業が主に販売促進を目的として、無料で配布する記念品のことです。ノベルティに企業名やブランド名を印刷して配ることで、今までその会社のサービスを利用したことがない人に対しても自社の魅力をアピールすることができます。

販売促進のためには、まずは知ってもらうことが何よりも大切です。ノベルティを上手に活用すれば、自社のことや商品のことを認知されるきっかけになりますし、センスの良いノベルティを配れば集客力アップやイメージアップにつなげることができます。

ノベルティとしてチョコを配るメリット・デメリット

販促品で販促を行うための成功の鍵は、商品選びにあります。ノベルティを使用することで、その会社や商品に良い印象を持ってもらうことがノベルティの大切な役割です。ノベルティとしてチョコを配るとお客さんにどのような印象をもってもらえるのでしょうか。

ここからは、ノベルティとしてチョコを配るメリットやデメリットについて紹介していきます。


インパクトが大きい

ノベルティでチョコを配るメリットは、インパクトが大きくて目立つということです。ノベルティは、ボールペンやクリアファイル、ノートなどの文具や、生活するために便利な日用品を配るのが一般的です。

チョコのようなお菓子はノベルティで配られることは少なく、商品を受け取った人に対して大きな衝撃を与えることができます。ブラックサンダーやチロルチョコなど、おなじみのチョコに好きな画像や文字などを印刷してノベルティとして活用できるものもあります。

このような珍しく話題性があるようなものを配れば、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSで拡散される可能性が増え、より高い宣伝効果を期待することができるでしょう。印象に残りやすいものを配ることで、販促効果はいっそう高まることになります。

即効性がある

チョコは、販売促進の効果をすぐに出したい時に便利です。ポケットティッシュやボールペンなどを配っても、グッズにあまり目を通してもらえず、すぐにカバンや机にある引き出しなどにしまわれてしまうことがあります。

せっかくグッズを渡しても、使われることなくカバンや棚の奥で眠りっぱなしでは意味がないでしょう。対してチョコは賞味期限があるので、長期期間カバンの中や机の中にしまっておくことはありません。消費期限が切れて食べられなくならないように、消費者はできるだけ目の付くところに置こうとするはずです。

また、チョコを配ればパッケージやロゴ、書いてある文字にもしっかりと目を通してもらえる可能性も高く、他の一般的なノベルティよりも販売促進の即効性が期待できます。

バレンタインデーに効果的

毎年盛り上がりを見せる日本のバレンタインデーは、年々規模が拡大しており、販促活動の大チャンスです。バレンタインデーにいちばんふさわしい商品と言えば、チョコレートで間違いありません。バレンタインデーシーズンにチョコのノベルティを用意すれば、それを目当てに来場する人も増えるでしょう。

バレンタインデーにチョコを配ることで、集客力アップや商品購入の後押しに効果を発揮します。

賞味期限がある

チョコは食べ物なので当然賞味期限があります。いつまでも取っておくことはできず、賞味期限が過ぎればゴミ箱へ捨てられるので、そうなると宣伝効果も低くなってしまうでしょう。また、チョコを貰った時にその場で食べてしまうお客さんもいます。

食べた後はすぐにゴミ箱に捨てられる可能性もありますし、チョコは宣伝効果の持続性があまり高くないというデメリットがあります。

夏に向いていない

チョコは熱に弱いので、夏に常温で置いておくと溶けてしまいます。暑い日にチョコを配ると溶けてしまうので、夏のイベント時に配るのは向いていないでしょう。暑い季節よりも寒い季節の方がチョコを求める人が多いです。

夏はチョコではなく、うちわやウエットティッシュなど別のグッズを用意した方が無難です。

小ロットの意味について

ノベルティに関して調べていたり、グッズ制作をしたりする時などによく目にする小ロットという文字。ロットは数を数える言葉で、同じ種類の商品を作る際の最小の単位のことです。ロットに似ているものに、1ダースや1カートンなどがあります。

1ロット20個といった場合は、その製品は20個から制作することができるという意味になり、19個以下では生産することはできません。小ロットは「少ない個数でも生産できますよ」という意味で使われます。

小ロットでチョコを制作するメリット

大ロットで作るとコストダウンできるというメリットがありますが、チョコを制作する時は小ロットで作った方が良いこともあります。というのも、チョコには賞味期限があり、長期期間保存するのに向いていません。あまり多く作りすぎると余ってチョコを大量に無駄にしかねないという問題が起きてしまいます。

大ロットでは「10000以上の制作から」というのもあり、食べ物系のノベルティを制作する場合は非常にリスキーです。小ロットならば10個くらいからチョコを作成することができるので、初心者はまず小ロットからチョコの制作を始めてみましょう。

チョコを制作する上での注意点

ノベルティはボランティアで無料でグッズを配っているわけではありません。企業が自社の宣伝のために行います。そのため、チョコのパッケージには自社の名前やロゴなどを入れるようにしましょう。

チョコのノベルティでは、お馴染みのお菓子を好きなようにデコレーションして制作できるものもあります。

それらはインパクトが非常に大きいですが、ブランドを勘違いされてしまうリスクがあります。ブランドを勘違いされては、ただその有名なお菓子メーカーを宣伝するだけになってしまうので注意しましょう。また、食べ物系のノベルティでは賞味期限を確認することが大切です。

食べ物を扱うならば衛生面などには細心の注意を払わなければなりません。また、賞味期限が過ぎたものを渡してしまうと自社の印象が悪くなり、マイナスのイメージを持たれてしまいます。食べ物系は小ロットで配れる分だけ発注し、1回のイベントでなるべく使いきるようにしましょう。